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2009.01.20
サイトスペシフィック?
瀬戸内国際芸術際では、サイトスペシフィックな作品が予定
されています。
ところで、サイトスペシフィックって何?
サイトスペシフィック site specific
EXCEEDによると
・特定の場所のために作られた、特定地域向けの、サイト特有の、
・部位得意的な
現代美術用語集によると
美術作品が"特定の場所に帰属する性質を示す用語"。といって、美
術作品にとって"特権的な場所"であるはずの美術館の機能を補完す
るのではなく、逆に批判するために用いられることが多い。展示空
間自体をひとつの作品に見たてる「インスタレーション」や、「ミ
ニマリズム」の純粋形式に対する反発として登場した「プロセスア
ート」、公共空間における美術作品の意味を問う「パブリック・ア
ート」という新しい表現形態の本質とは不可分の関係にあり、1950
年代末から60年代初頭にかけて台頭したこれらの形態は、作品の
「場所」や「構造」といった問題を問いかけることとなった。
と、言われてもよくわかりません。
北川フラムさん著「希望の美術・恊働の夢」からサイトスペシフィ
ックに書かれた文を紹介します。
アートには、場を発見する力がある。ここから出発した「大地の芸
術祭」の作品群は、「サイトスペシフィック」であることを求めら
れた。そして実際、第1回展において来訪者の関心を惹きつけたの
は、アートによる「地域」の再発見であった。
そこにできた作品は、場と感応して人を誘わずにいられない。営々
と続いてきた里山の景観、暮らし、あるいはその痕跡が、作品群に
よって多様に提示され、その集積はやがて、茫漠と認識していた
「地域」に奥行きを与える成果を見せることとなった。
そして第2回展では、「芸術作品のグローバリゼイションへの疑問
をはっきりと提出した。つまり、場所を問わず世界中に通用する作
品、「上から降ってくるような作品」ではなくて、「特定の地面か
ら沸き出す作品ということを示した」のである。
地元の人たちは、自分たちの土地がもつ力をきちんと評価できにく
い。アートを通し、この地域が外の人たちに評価されることによっ
て、土地、地域への誇りを取り戻す一歩となった。
「希望の美術・恊働の夢」より
私たちが住んでいる場所の魅力を改めて気づかせてくれる という
ことでもあるのでしょうか?
今、私が日々の暮らしをおくるこの場所は外の人にいわれなくても
十分魅力的と思っていますが、外の視点が入ると、これまで気づく
事がなかった魅力を教えてくれるのかもしれません。また、漠然と
瀬戸内の魅力を感じつつも、それを具体的に示してくれることで、
新しい発見があったり、心の中で感じていたことを世界中の人に伝
えることができるのかもしれません。
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