日々の瀬戸内国際芸術祭の様子や瀬戸内のいいひと、いいこと、いいものをお伝えしていきます。

瀬戸内宝探し:女木島

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2010.09.24

女性はキラキラがお好き

行武さん作品


9月15日 私のこえびデビューの日は女木島で行武 治美さんの作品「均衡」の受付を担当。

高松港でのこえびミーティング、「エイエイオー!」の後、
高松からのフェリー「めおん号」にて女木島まで20分の短い船旅。

船に揺られながら作品の解説や受付オープンの方法などが書かれた
こえび虎の巻ファイルを読む。

これから作品に初めて出会う私にとっては頼りになる情報だ。
それによると・・・
納屋として使われていた小屋を改装し、ガラスを多用した作品を設置している。
ガラスのパーツの数量や製作のポイント、製作期間等が記されている。

ふむふむ。
覚えられるかな・・・。

と思っているうちにめおんは女木島に入港。
めおんは高松→女木島→男木島を結び、女木島での停泊時間はごくわずか。
島に近づいたら降りる準備をしておく必要があるようだ。

先輩こえびさんに作品まで連れて行ってもらい、オープンの準備をする。
先輩は本当に親切で受付のポイントなどをレクチャーいただいた。感謝。

さて受付の準備が整ったらちょうど9時近く。
受付開始!
とはいえこの日は平日。
のんびりとお掃除しながらお客さまを待つことに。

ガラスの輝きが作品にとっては命。はたきでホコリを落としていく。
よーく見ると所々指紋が。お気持ちは分かりますが触らないで下さいね。

午前中にお隣のおじいちゃんが話し相手になりに来てくださった。
ぼろぼろだったところがきれいになった事を喜んでくださっていた。
運営に関わる身として何だか嬉しい。
お掃除したこえびさんは大変だったんだろうな。

通りかかる島の方はみんな
「一人で大変ねー」
「暑いから気をつけてねー」
と声をかけてくださる。
ありがたい。
この日は打ち水をしても10分以内に蒸発してしまう猛暑だった。
高松から持参した水やお茶を2Lくらい消費したと思う。

作品に戻ろう。

小屋の中には自然光が入るようになっている。
日光と照明、ガラスが織り成す光と影とが刻一刻と表情を変えていく。
こんなに長時間作品と向き合えるのはこえびの特典だ。

こえび隊員が日々の記録を残しているこえび日報によると
この作品、夜はまた見え方が変わるらしい。
昼に来た方が夜にも訪れて感動して帰った方も多数いらっしゃる模様。

作品を楽しんでいる方には虎の巻に書かれていた作品のポイントをご案内したり
裏木戸を開け閉めしたり。
気分はさながら美術館の解説員だ。
上手に出来たかな?

この作品は女性にとてもウケがいい。
(芸術祭全体的にも女性客の数が圧倒的のようだけど)
作品を堪能し終えた方に話を聞くと
女性はとても表現力豊かに感想を述べて下さる方が多かった。
なかでも印象的だったのは

私「この作品は女性の方が気に入ってくださる事が多いのです。なぜだと思います?」
お客様「だってほら、キラキラしてきれいだから!!」

なるほど。夜景に宝石、デコ電など女性は総じてキラキラがお好きですものね。
かく言う私もネイルやメイクでキラキラを取り入れるのは大好きだ(笑)

ガラスを題材に作品を手がける作家の行武さんも女性。
やはりキラキラに心惹かれたのだろうか。

ちなみに、この家の門のような建物には五右衛門風呂が残っている。
お知らせすると覗いていく方が多数。

「懐かしい・・」「実家に住んでいた頃を思い出しました」
「トトロに出てきそうー」「かわいいー!」

・・・。

年代によって反応が分かれるようです。
作品に行かれた際に行かれてみては。


Posted by やよい

2010.09.23

女木島、こえびとの出会い

芸術祭の詳細も、こえび隊の存在も、高松に着くまで知らなかった。ただ「なんか芸術祭やってたな」とふらっと夜行バスに乗って着いた高松で、目に入った海色の旗。調子に乗ってビールを引っ掛けてから最初に向かった女木島で、瀬戸内に恋をした。


瀬戸内の日差しは東京とはまるで違った。海岸にぽつねんと帆を張ったグランドピアノは、その色や海風から爆撃を受けた後の街のようだった。あとで島の人から、この作品は中国から運ぶだけで一千万以上かかっていると教えてもらった。

tamo1.jpg

福武ハウスなど主要な作品展をまわり、さて高松へ、と思ったらフェリーがあと二時間しないと来ないことがわかった。

まあこんなもんだよな、と最終フェリーまでの2時間を、愛知県芸大のブースに長居させていただく。こんな厄介な旅人を受け入れてくれる器の広さも、島ならでは。

結果、大学の方や、こえびの方、ブースを訪ねてくる方々と四方山話をさせていただいた。

東京から来ていた美大生、神戸から高松にホテルを取って島を巡っていた若い女の子、沖縄から来ていた親子連れ。
「沖縄の海とは違いますか?」と僕が聞くと、お母さんは
「違いますよ、場所が違えば、海だって違います。」
と仰った。


どんなに文明が発達しようとも、人ひとりにできることは変わらない。海を渡るには、船に乗らなければならない。そして、海を渡る人には、海を渡るなりの理由があるのだろうと、女木島から高松への最終フェリーを待ちながら思った。

image-1.jpeg


帰り際、「来月のMATSURISM、もう一度女木島に来ます」と愛知県芸大の教授と約束を交わした。こえびの方に教えてもらい、フェリーの中でこえび隊に登録した。

今月末、6泊の予定でもう一度、瀬戸内に行く。きっとまた新しい出会いがある。

Posted by たも

2010.09.18

ファスナー船が行く、行く〜!!

女木島・男木島行のフェリーの中が、騒がしくなったら、ファスナーの船が、めおん号のすぐ傍や、横を通っています。みんな、カメラを持ってデッキにGo!!撮影会が始まります。しばらくファスナーの船で盛り上がります。中にはチャック船と話して居る人もいて、楽しい雰囲気に包まれます。ファスナーの船から、一生懸命手を振ってくれるのは、こえび隊さん。これ、とても嬉しいです。

女木島の前をめおん号に平行して走るファスナーの船。運行についてはこちらをどうぞ。
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Posted by 明かり

2010.09.05

女木島ある日のこえび

9月5日晴れ。 瀬戸内国際芸術祭は開催からほぼ半分を過ぎました。 

女木島には5人前後のこえびが昼の部、夜の部に分かれて、毎日9時から21時まで活動しています。 今回、わたしは行武治美さんの作品の受付係でした。 

約一万七千個のガラスを使った「均衡」という作品です。訪れたお客さんは展示場所に入ると、とても美しい空間に驚いて、わーーと声をもらします。 そうすると、係の私も嬉しくなります。 

作品の近くにある、ゴーヤは作家さんがお客さんが休憩するときに日影ができるようにと植えたものです。あんなに小さかったゴーヤの苗に実がついていました! 

行武治美さんの「均衡」は実際見て、空間ごと感じる作品です。ぜひ女木島に足を運んでみてください。

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Posted by あづさ