日々の瀬戸内国際芸術祭の様子や瀬戸内のいいひと、いいこと、いいものをお伝えしていきます。

瀬戸内宝探し:男木島

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2011.01.30

男木の長老直伝!!凧作り

半世紀以上前、男木ではお正月になると、お父さんたちは凧を手作りして、島のいたる所 で凧揚げを行っていました。凧なのに「トイカ」「ヨマイイカ」という"イカ" の名前がついていて、しかも、不思議でかっこいい音もします。かつては、その音が島中に響いていたそうです。

30日、男木の長老たちに集まっていただき、凧作りを教わりました。完成した凧は、瀬戸内国際芸術祭参加作家も驚くほどの粋の良さ。参加者たちは、すっかり長老たちのこだわりが随所に見られる凧に惚れこんでしまったほどです。

それでは、男木の凧作りをご紹介します。
まずは、凧の骨となる竹選びから。
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凧の大きさにあわせて、長さと太さを「鎌」で削って調節します。長老たちにとっては、何でもない作業のようですが、鎌を使い慣れていない私たちにとっては至難の業。
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だんだん馴れてくると、けっこうはまる作業のようです。
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本日の目標。果たして完成できるかしら?
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竹の準備ができたら、凧の大きさに切った和紙に貼ります。
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接着剤は、ご飯を水で溶かした「のり」。これが一番とのこと。
竹に和紙にご飯。自然の素材ばかりです。
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さて次は、なにやら楽しそうに長老たちは色紙を選び始めました。
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そして、色紙を小さく折ってハサミを入れます。
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長老たちの作業を手本に私たちもお手伝い。
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ひろげてみると、長老からはイメージしにくい(失礼)、繊細で美しい模様が現れました。
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色の違う台紙を合わすと、
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「だんべ」と呼ばれる、美しい切り絵の完成です。
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こえび隊さんも、だんべ作り。
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かわいいこえびちゃんが出来ました。
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さて、この美しい「だんべ」を何に使うのか?というと、竹と竹が交差する部分に貼っていきます。補強もかねているようですが、とにかく美しいのです。

切り絵は女の子の遊びというイメージがありましたが、男木の男性は、自分で「だんべ」を作ります。模様には、家々によって個性が出るそうです。
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ここで、楽しい昼食タイム。
お父さんたちが凧作りに励んでいる間、お母さんたちが作ってくださった。おいなりさんと男木味噌のみそ汁、男木の大根や人参が入ったなますです。手作りたくわんもついています。
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「いっぱい食べてね」と、たくさん用意してくださいました。お母さん、とっても美味しかったです。ありがとうございました。
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お腹もいっぱいになったし、完成に向けて作業開始。
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竹と竹の交差部分を糸で結んで補強中。
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「ヨマイイカ」と呼ばれる凧は、「トイカ」の倍の大きさがあります。長老たち3名がかりで作成です。
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エンダラ凧が出来ました。
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次々と美しい凧が完成。
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みんなで記念写真。
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2月19日には、エンダラ凧作りのワークショップと、約半世紀ぶりに作った凧で凧揚げ大会を開催します。男木の伝統文化を、一緒につなぎ、空高く揚げましょう。



Posted by 明かり

2011.01.23

新春オンバ餅つき市

先週、先々週と、寒ーい日が続きましたが、23日は、比較的、風も穏やかで好天に恵まれ、盛大に「新春オンバ餅つき市」が開催されました。

前日から準備を始め、当日は8時高松港発のめおん号で出発。
早速、荷物を運び、火をおこし、雑煮用のお湯を沸かし、餅米を蒸し、お餅つきの準備です。

餅つきは、なかなか難しいものです。少々、遠慮気味の男性陣を前に、島のお父さんが名乗りをあげて下さり、餅つきが始まりました。
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ぺったん、ぺったん。お父さんがつく音は、しっかりと安心できる音なのです。

お餅を丸めるのは女性陣。大きさも形も(良く言えば)個性的な丸餅が、どんどん出来上がっていきます。
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さて、今回は、餅つきとあわせて、島のお父さん、お母さんたちが作った野菜やお菓子を「オンバ」にのせて販売する「オンバ市場」も計画。

初の試みに、どれくらい集まって貰えるのか心配しましたが、野菜はもちろん、揚げたてのタコ天や、芋天、穫れたての魚に、男木名物の「醤」、甘い香りの水仙など、男木島の宝物たちがズラリと並びました。
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揚げたての芋天、たこ天に、その場にいたほぼ全員のスタッフは我慢できず、お客さまが来られる前に、頂いてしまったほどです。
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さてさて、次の心配は、お客様がどれくらい集まって下さるか?ということ。

心配で、10時40分男木島港着予定のめおん号をお迎えに港まで。だんだん船が近づいてて、目に入った光景は、こちら(男木島)を眺める人たちが、ズラリと並ぶ、めおん号の窓。これは、期待できるのでは?と楽しみに待っていると、顔見知りの方はもちろん、何やら団体さんも次々に降りて来られ、港周辺は、かなり賑わっています。水仙を見に来られたようですが、お声をかけたところ、オンバ市にも寄って下さることに。

おかげさまで、多くの方に集まっていただき、新春オンバ餅つき市の始まり、始まり〜。
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お雑煮は、男木島のお母さんたちが作った味噌を入れた雑煮。
そして、高松名物の餡入りお餅が入った白みそのお雑煮の2種類です。
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男木島では、餡入り餅の雑煮は食べる風習は無いということで、是非、味わって頂きたいと作ってみたところ、高松からのお客様はもちろん、男木島のお父さん、お母さんたちも喜んで下さったようです。
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島のお母さんたちが、「やっぱり大きな鍋で炊いて、みんなと一緒に食べると美味しいなぁ」と、とっても嬉しい言葉をかけてくださいました。

お母さんたちが用意してくださった島の産物もほぼ完売。
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嬉しい一日となりました。
男木島のお母さん、お父さん、ありがとうございました。

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次回は、2月19日20日の男木島文化祭ですね。また、お会いできることを楽しみにしています。









Posted by 明かり

2011.01.10

新春「オンバ餅つき市」

今年も、男木の皆さんと一緒に、いろいろ楽しいコトしたい との想いで、「新春 お餅つき」を行います。 出来上がったお餅は、お雑煮にして振る舞います。 
お味噌は、男木島のお母さんたちが作ったものです。 

また、男木島のお母さんたちが作った、野菜やお菓子などもオンバに乗せて販売する予定です。 島で採れた野菜は甘くて、味も濃く美味しいですよ。

友人、知人にお声がけいただき、多くの方にご参加いただければ嬉しいです。

●日時/1月23日(日)午前11:30から    
※高松港10時発のめおん号がちょうど良いです。  
10:40男木港到着後、豊玉姫神社参拝後、継続展示してある「漆の家」「高橋治希のSEA VINE」「川島猛とドリームフレンズの想い出玉が集まる家」を巡った後、オンバファクトリーにお越し頂いても良いし、お雑煮を召し上がった後、ゆっくり作品を巡ってもいいですね。 いつでも鑑賞できる屋外作品も残っていますので楽しめます。

※帰りは、男木港発14時と、17時があります。

●会場/男木島オンバファクトリー 
●参加/無料
●主催| 男木作家チーム有志(オンバファクトリー・川島猛とドリームフレンズ・漆の家) 
●問い合わせ|川島DF事務局(片山)087-811-7707 

Posted by 明かり

2011.01.02

初詣は男木島の豊玉姫神社へ。

2011年の初詣は、昨年大変お世話になり、今年もお世話になるであろう男木島の豊玉姫神社へ。

10時高松港発「めおん号」は、芸術祭期間中(とまではいきませんが)を思い出すように賑わっています。ほぼ全員、男木島の方(らしい)。「明けましておめでとう。久しぶりやのぉ」との言葉が行き交います。

年末年始は男木島の方もびっくりするような強い風が吹き荒れていましたが、2日は、最高の島日和。今年、一年いいことありそうなお天気です。
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豊玉姫神社から

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青い空。芽吹きをまつ樹々。まぁるい雲。幸せな風景です。

この日は、厄払いの神事が行われており、今年、厄年になる10名ほどの方たちと、住民の方々が境内に集まっておられ、その中にまぜていただき、一緒に厄払いもしていただきました。ありがとうございました。
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一人ずつ、丁寧に、厄払いしてくださいます。悪いことは全て除けられたような清々しい気持ちになりました。


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一つのお皿に丸く盛ったご飯を、みんなで少しずつ頂きます。

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お神酒もいただきました。甘くて美味しいお酒です。


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最後は、お菓子やみかんが配られ、楽しいひと時でした。

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鳥居を通って、家々に戻ります。

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鳥居を通る時、いいこと教えて頂きました。願い事がある時、玉姫さんの鳥居の上に石をのせることが出来ると願いがかなうと言われているそうです。

この後、オンバファクトリーさんにお邪魔して新年会。
大島さんご夫妻は、年末から男木島へ渡られ、島で年をこされてそうです。いろんな方が来られて、ここで過ごして良かったねぇ。とのこと。本当に男木島がお好きなのですね。

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「小腹がすいたからお茶漬けを作ろう」との大島さんの一声に、奥さまがだしを湧かしてくれて、その間に大島さんは傍の畑からネギを採ってきてトントンと切ってのせたもの。あっという間に、美味しいだし茶漬けの出来上がりです。

あらゆるものが揃っていて、ここは、まさに大島さんにとって第二の我が家、いえいえ一番の我が家になっているようでした。御馳走さまでした。


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Posted by 明かり