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2011.01.12
アーキペラゴツーリズム香川遺産<豊島篇>
瀬戸内国際芸術祭で豊島を訪れ、島の自然、食べ物、島の方との触れ合いで、その魅力にはまった人も多いことでしょう。その魅力の一つを探るツアーが開催されます。豊島へ行かれた方も、初めての方も。この機会にぜひどうぞ。
アーキペラゴツーリズム香川遺産<豊島篇>
豊島は香川県民にとって、とてもシンボリックな島。 このツアーを通してその意味に気づいてもらえるはずです。 自分達の日常に、どう活かしていくのか? できるだけありのままで虚飾のない体験ができる旅になればと思います。
【日時】
2011.1.23(日)
am
09:15 豊島行き高速艇乗り場集合
09:30 高松港発
10:20 豊島家浦港到着
10:30 豊島ゼミ(香川遺産候補)
pm
13:00 昼食(豊島中華)
14:00 地元ミュージシャンライブ
17:20 家浦港発
17:55 高松港着、解散
【内容】
◆豊島ゼミ
→事件当時、先頭になって戦った石井亨氏、又は砂川三男氏によるゼミ
・日本最大の有害産廃不法投棄事件(豊島事件)の概要
・島民が一丸となった行政との戦いの真相、経緯、その後
・投棄現場、(心の資料館)、の視察
・自給自足の可能な豊かな自然や、豊島事件での戦いという貴重な経験などを石井さん、もしくは砂川さんに案内、説明、深く掘り下げてもらいます。 (香川遺産候補となっています。)
◆豊島中華
御意料理人、細川学氏による豊島の食材を中心とした豊島らしい、でも、そのままでもない おいしい料理をつくってもらいます。
◆ライブ(場所/バルデヒタキor自然の家)
地元アーティストを中心に、豊島に興味を持ってくださる人達のライブ
◆旅費、その他
■日帰り(一人)
交通費 高速艇往復 2600円
産廃施設視察、説明、バス等 2000円
その他、食費など
◆参加申し込み
087-811-7707
087-897-2600
ruby@madeinkagawa.net
◆締め切り/2011.1.22
Posted by 明かり
2010.03.19
香川遺産ツアー 豊島編
豊島に行ってみたい・・・
でも、島では、交通手段に困ってしまうもの。
そして、見どころもわからないし。。
ということで、香川遺産・豊島ツアーのご紹介です。
ツアー旅行なんて、苦手、という方もいるかもしれませんが、
ここはひとつ、
芸術祭の前に、ぜひ、豊島を知るチャンスです。
内容
●日本最大の産業廃棄物不法投棄事件の経緯と処理施設の視察。
行政のあり方、ゴミ、環境問題など、世の中の本質を見つめるきっかけとなるはず。
●農家サミット
各分野の方々を交えて食事を囲みながら「食」を通して地域の循環や協同性について考える座談会。
できるだけありのままで虚飾のない体験ができる旅になればと思います。
◎スケジュール
2010.3.28(日)
7:20 県営第1桟橋集合
7:40 高松港発
8:10 豊島到着
豊島産業廃棄物不法投棄事件の視察(不法投棄現場、心の資料館など)
10:30 レモン収穫
12:00 農家サミット
・自然の家にて豊島のお母さん方と共同作業による昼食づくり
・食事談義 片付け
15:00 bar de HITAKIにてワインを飲む
17:20 家浦港発
皆様のご参加お待ちしております!
申込先:087-897-2600
ruby@madeinkagawa.net
●日本最大の産業廃棄物不法投棄事件の経緯と処理施設の視察。
行政のあり方、ゴミ、環境問題など、世の中の本質を見つめるきっかけとなるはず。
●農家サミット
各分野の方々を交えて食事を囲みながら「食」を通して地域の循環や協同性について考える座談会。
できるだけありのままで虚飾のない体験ができる旅になればと思います。
◎スケジュール
2010.3.28(日)
7:20 県営第1桟橋集合
7:40 高松港発
8:10 豊島到着
豊島産業廃棄物不法投棄事件の視察(不法投棄現場、心の資料館など)
10:30 レモン収穫
12:00 農家サミット
・自然の家にて豊島のお母さん方と共同作業による昼食づくり
・食事談義 片付け
15:00 bar de HITAKIにてワインを飲む
17:20 家浦港発
皆様のご参加お待ちしております!
申込先:087-897-2600
ruby@madeinkagawa.net
香川遺産 http://blog.madeinkagawa.net/
Posted by kozueh
2009.11.30
多島海ツーリズム豊島・小豊島
瀬戸内の多島海は、11月でもあたたかい。雨雲が風に流され、日差しが海面を照らせば、陸地の姿が見えてくる。左に見えるのは小豊島(おでしま)、右に見えるのは豊島(てしま)、遠く真ん中に見えるのは屋島(やしま)だ。屋島の麓に開けた港・高松から船に乗り、僕らの旅が始まる。今回の旅の水先案内人は、地元高松で革新的な活動を続ける栗生さん。島々を渡り歩くなか豊島と出会い、豊島に恋をした彼女は、今、豊島に毎週通う。多島海と恋をする彼女から旅のガイダンスを受けた後、乗船。最初に向かうのは小豊島、高松からの定期航路はない。豊島フェリーさんが用意下さったチャーター船での渡航となった。
小豊島は、牛の島だ。島の人口の何倍もの頭数の肉牛を飼い、生計を立てて来た人々が暮らしている。島に牛を運び、暮らしを支えて来たのが舟だ。すこし前まで、舟は木で出来ていた。木を加工し、舟を造ってきた舟大工の夫婦が、この島に暮らしている。出迎えてくれた奥さんに案内いただきながら、小さな集落を歩く。軒先の様子から、シンプルで無駄のない、きれいな暮らしがあることがわかる。廃校脇の公民館で、僕らはとびっきりの昼食と、あたたかいお茶をいただいた。
舟大工の竹内さん、85歳。木の舟を造って来た船小屋も、作業台も、イスも、全て木で出来ていた。ザクロが揺れる工房で、僕らは寡黙な竹内さんが少しずつ語る言葉に耳を傾ける。先代と作った舟の話、木に替わった新素材の話、そして舟の守り神「舟魂さん(ふなだまさん)」話。目の前で舟魂さんを造る竹内さんは無口のままだけど、作業は確実だった。「イッテンチロク、ミヨシミアワセ、トモシアワセ・・・」呪文のようにつぶやきながら、丁寧に舟魂さんを仕上げる。その言葉の意味は何ですかと問えば、「無理すんなってこっちゃ。無理しなきゃ、みんなが幸せってこっちゃ。」と、竹内さん。「お父さんは、ごそごそ仕事するのが好きなん。」と、奥さん。船小屋の中にある使い込まれた道具たちは、出番を待っているように見えた。庭先には、息子さんが採って来たという大きな貝の貝殻が、誇らしげに干してあった。
豊島に渡った僕らは、栗生さんが港に開いたバール「HITAKI」へ。イチゴ屋さん!と親しまれる島一番のイタリアンシェフがパスタを作ってくれた。小豊島帰りの腹ぺこな僕ら、その目の前に島のオリーブが贅沢に使われた柚子の香りのペペロンチーノ。競うように箸を延ばし、うまいうまいと食べる。冷えたワインが有り難かった。食事の後、ストーブを囲むように皆でイスを並べた部屋で、島の人を囲んで話し込む。島のお祭りの話、結婚の話、葬儀の話、おのろけ話もあったかな。餅つきの時に掛け合いで歌う「祝いの歌」が出てからは、歌合戦。島に伝わる「締めの歌」で、宴はひとたび幕を閉じた。また来たい、また会いたい。そう思ってしまう、この人のあたたかみは何だ。
旅は2日目、栗生さんの基地「ブワナアユ甲生(こう)別館」での朝。彼女の手料理で朝ご飯。ウニと椎茸のスープの味が忘れられない。支度を済ませ出発、皆で集落を散策、島の旧家「片山邸」へ。荘厳なお屋敷を拝見しながら、この島の歴史に意識が向かって行く。お茶をいただき、この島に似つかわしくないほどの細やかな造形に目をやりながら、かつてこの島を愛し、この島のために矢面に立った人の存在や、この家の主と住民との共同体の存在を感じずにはいられなかった。
片山邸を後にして、僕らは石井さんの車で豊島の最高峰・壇山に登った。石井さんは、この多島海では知らない人のいない革命家(だと僕は思っている)だが、現在はこの島で「ヤギとハナバタケ社」という観光案内会社を営んでいる。山頂からは、瀬戸内の多島海が箱庭のように見えた。ゆっくりと進む船の存在が、それが絵画ではないことを思い出る。1000年スケールで語られる島の歴史は、日本人の記憶とオーバーラップするようで、脳が揺れる。最高峰は水瓶の役割も果たし、豊かな森を育み、泉が湧き、作物をもたらした。この島は、長い間、生物にとって豊かな島であったのだろう。豊かな島と書いて豊島、ということか。
壇山から降りて、島のイートイン総菜屋「うらら」へ。「鴨を打って来たらしいから!」と、この日に猟師が射止めた島の鴨を大胆に調理した鴨鍋。雑魚を背開きにし、酢飯を詰めた豊島キュイジーヌ。島の猟師、漁師、ご近所さんとの不断のつながりが、この豊かな食卓に結実しているのだろう。気さくな奥さんがテンポよく料理を説明し、話はご夫婦の馴れ初めにまで。「お父さんがポケットに入れてくの。甘い物が好きだから・・・」大切な干し柿をいただきながら、僕らはまた、あたたかい気持ちになった。
そして僕らは、近代豊島の震源地へと向う。案内いただいたのは、廃棄物対策豊島住民会議の元議長の砂川さん。砂利道を走り、バスが到着したのは廃棄物投棄現場、現在は処理施設がある島の海岸だ。海を渡って島にもたらされた廃棄物、それとき合って来た島の人たちの半生がここにある。行政主導での処理が始まった今、砂川さんは一歩ひいて様子を見つめる。循環型社会実現に向けたモデル事業とまで謳う処理施設の広報ビデオのことは置いておき、今回僕が初めて知ったのは、施設を紹介してくれる県職員の方が、実は、かつての島の有志の娘さんだと言うことだ。かつて島と行政は争った。そして今、島を代表したメンバーの娘さんが、行政の施策の説明る。背景や立場を背負いながら、それでも中立的に説明する彼女に、僕はビックリした。そこに感じたのは、人間の持つ寛容性であり、歴史の持つ自己治癒力なのかもしれない。世代を超えて怒りや憎しみを持ち越さないことができた時、世界は少しだけ変化するのだろう。心の資料館に場所を移し、砂川さんの言葉を聞く。大きな白い紙には戦友たちの名前が刻まれ、黒い点に見えるは喪章だ。「次は自分の番だ。」という砂川さんは、とてもきれいな顔をしていた。「豊かなふる里、わが手で守る」と書かれたり紙と、イスに腰掛け、当時を語りながら震える砂川さんの手が、僕の中で静かに結びついた。彼らは、この島を守ろうとした。自分のためにではなく、未来の島民のために。
産廃投棄現場の隣にある静かな入り江、その海辺に建つヨットハーバー・アモーレ豊島リゾート、3日目の朝。隣の小豊島では、舟大工の竹内さんご夫婦が朝仕事を始めたかもしれない。隣の入り江では、今日も産廃処理施設が稼働する時間だろう。隣にある存在、そのまた隣にある存在。お互いがお互いの存在に配慮しながら、それぞれの思う最善を尽くしている世界が、ここにはあった。多島海というフィールド悠久の時間の流れの中で、人間の営みや自然との共生は、ごくごく自然に育まれ、侵した過ちや、それによって負った傷さえも治癒しながら、緩やかな関係性と共同性がつむがれ続けている。知らなかったことを一つ知り、まだ知らないことがあることも知る。栗生さんたちに手を振り、僕らはまた、それぞれの旅に向かった。瀬戸内の多島海は、11月でもあたたかい。
【report 石倉】
Posted by 明かり
2009.11.24
豊島ツアーのおしらせ
11月29日(日曜日)、「香川遺産」豊島ツアーのおしらせです。
豊島、行ったことある人も、ない人も。
ちょうど、 bar de HITAKI さんで、ライブのある日です。
9:10 県営第1桟橋集合
9:25 高松港発
10:20 豊島着
産業廃棄物不法投棄現場、心の資料館など
13:00 豊島の野菜を使ったお弁当
9:25 高松港発
10:20 豊島着
産業廃棄物不法投棄現場、心の資料館など
13:00 豊島の野菜を使ったお弁当
乳児院・棚田・清水等視察
15:00 ルンペンズライブ @ bar de HITAKI
17:20 豊島発
15:00 ルンペンズライブ @ bar de HITAKI
17:20 豊島発
■料金(実費)
交通費 高速艇往復 2600円
食費 昼食(弁当) 500円
産廃施設視察、説明、バス等 2000円
交通費 高速艇往復 2600円
食費 昼食(弁当) 500円
産廃施設視察、説明、バス等 2000円
bar de HITAKI の飲食代は別途。
詳細は
http://blog.livedoor.jp/rubiy/archives/51602620.htmlお申し込みは、高松・片原町の雑貨・家具店
ルビー商会まで
087-897-2600
(申し込み締切:2009.11.28)
ルビー商会トップページ
http://blog.livedoor.jp/rubiy/Posted by kozueh
2009.11.18
2つのミュージアム
豊島に2010年10月、新しい美術館がオープン。
建築家西沢立衛が参加し、メイン棟にはアーティスト内藤礼の作品が永久展示される。ひとつの作品と、その作品が展示されることを前提とされた建築物。直島の地中美術館も、建築家安藤忠雄の設計した美術館に、ジェームス・タレル、ウォルター・デ・マリア、モネの作品が展示されるという永久展示型の美術館のひとつ。
近代的な美術館の中で、その作品がコンテクストから切り離されて、ただただ陳列されているという状況を嘆いていたポール・ヴァレリーは、「絵画と彫刻は、建築という母親から置き去りにされた子供たち」なのだと批判した。地中美術館、そして、豊島に新しくできる美術館では、作品と建築の蜜月の中で、作品を楽しめる。
内藤礼の作品は、繊細なインスタレーションが多いため、直島で現在公開されている家プロジェクトのひとつ「きんざ」は予約制である。予約制のため、なかなか鑑賞が難しい。豊島の新しい美術館で、彼女の作品がより多くの人に、しかも繊細なまま、理想的な空間で鑑賞されるのだとしたら、とても嬉しい。
そんな新しい美術館もできる豊島、じつは、もうひとつのミュージアムがある。
「豊島・心の資料館」
ミュージアムは、「博物館」という意味なので、資料館もミュージアムのひとつ。心の資料館には、豊島の産業廃棄物問題の住民たちの記録が収められている。
調停申請の申請人の方々の名前
調停の時間の経過を表すように、亡くなった方の名前の横に、黒いリボンがついている。
資料館内部に取り付けられた、産業廃棄物、その実物。
豊島に新しく建設される美術館はとても楽しみ。一方で、豊島の「心の資料館」にもぜひ、足を運んで欲しい。
来年末に完成する新しいピカピカの「豊島アートプロジェクト」と、小さな民家に設置された「心の資料館」はまったく異なる趣旨を持つミュージアム。そして、ふたつのミュージアムは、まったく異なるかたちで、たくさんの人の心を動かすのだろうか。
Posted by kozueh
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